【ネットショップ比較】カラーミーショップ・メイクショップ・BASE

メイクショップ(MakeShop)の基本事項・評判|「ネットショップの集客に強い」は本当か?

メイクショップ
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IT初心者の館”はレンタルサーバー比較ネットショップ比較をベースに、SEO対策IT用語について解説するウェブサイトです。

紹介するサービスは、レンタルサーバーがWPXレンタルサーバーエックスサーバーロリポップの3種類、ネットショップASPがカラーミーショップメイクショップ(MakeShop)BASEネットショップの3種類です。

オンラインショッピングの売上高は年々増え続けています。実店舗だけが販売チャネルとならない今、自社でネットショップを作成したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

ネットショップの可能性について|ネットショップを作る前に必要な知識
ネット通販需要は盛り上がりを見せていて、eコマース(EC、電子商取引)市場が急成長しています。2020年にはネット通販市場は20兆円規模になるというデータもあり、今後ネットショップを持つお店や店舗は現状の大企業だけではなく、個人商店や個人事業にも拡大していくはずです。

ネットショップを所持するなら全て自社で作成するよりも、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)を利用すれば専門知識が全くなくてもネットショップの作成が可能です。

今回はそんなASPの1つであるメイクショップ(MakeShop)の概要について紹介します。

この記事をご覧の方には「【ネットショップ比較】カラーミーショップ・メイクショップ・BASE」も参考になります。

【ネットショップ比較】カラーミーショップ・メイクショップ・BASE
ヤフーやAmazon・楽天に代表されるECサイトの影響で、インターネットを利用して買い物をする人が劇的に増えています。店舗経営者の方は成長戦略の1つとして、ネットショップを作成することを検討した方もいると思います。新しくネットショップの作成を検討している方に向けて目的別におすすめのサービスを3つ紹介します。
外観にもこだわったネットショップが作りたい方にはMakeShop が最もおすすめできるネットショップ作成ASPです。

メイクショップ(MakeShop)の概要

確認・チェック・案内

運営企業

メイクショップ(MakeShop)の運営企業についての概要になります。

ネットショップASP運営母体
公式サイトリンク MakeShop
運営企業 GMOメイクショップ株式会社
GMOインターネット株式会社のグループ企業です。
本社所在地 東京
営業所・支社など拠点 大阪支社
福岡支社

本社は東京になりますが、支社は大阪と福岡にもあります。運営企業はGMOメイクショップ株式会社ですが、親会社はGMOインターネット株式会社で、カラーミーショップの運営企業の親会社でもあります。

ITに関連した事業をGMOグループは数多く持っているので、2つのサービスを比較検討して選んでも、運営企業は一緒だったということもままあります。

メイクショップ(MakeShop)とカラーミーショップはターゲット層が違うので、運営企業が一緒でもサービスの内容はかなり違ったものとなっています。

価格概要

メイクショップ(MakeShop)の価格概要です。

メイクショップ価格概要
プラン プレミアムショップ
プラン
カスタム
メイクショップ
初期費用 10,000 円 100,000 円
月額費用 10,000 円 50,000 円
割引 長期契約
(最大5年)で
最大30%OFF
なし
初年度
年間運営費用
130,000 円 700,000 円
備考 割引は
3ヶ月契約から
初期費用は
最低価格の目安
初年度年間
運営費用も同様

メイクショップ(MakeShop)の運営費用に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

メイクショップ(MakeShop)の月額費用はいくら?
メイクショップ(MakeShop)でのネットショップ作成をするなら、必ず確認しておきたいのが「いくらかかるのか?」です。このページでは、メイクショップ(MakeShop)作成にかかる月額費用について解説していきます。

特徴

ネットショップ作成ASPのメイクショップ(MakeShop)の特徴は下記の通りです。

  • 大手企業も多数利用しているネットショップASP
  • ネットショップの作成に必要な機能は全て揃っている
  • こだわりを持った店舗設計・デザインが可能
  • 料金プランはやや高め
  • カスタマイズには専門性が必要

実例でも紹介しますが、メイクショップ(MakeShop)は上場企業などもネットショップ作成時に利用しているぐらい、必要な機能は全て揃っているASPです。

メイクショップ(MakeShop)はこだわりを持った店舗の設計やデザインが可能となっています。

私もメイクショップは利用していますし、ネットショップの作成をしたこともありますが、専任の管理者が置けない状況では、あまりおすすめできるASPとはなりません。

必要な機能が全て揃っているため、管理画面がやや複雑で分かりにくくなっていますし、デザインや設計を行うにはコーディングなどの能力も必要とします。そのため、運営費用はやや高めになってきます。

運営費用を抑えたいのであれば、カラーミーショップやBASEを利用する方がおすすめできます。

運用実例

実際のネットショップでメイクショップ(MakeShop)を利用している企業には下記の大企業も含まれます。これだけの企業でもメイクショップを利用してネットショップの作成をしているぐらいですから、機能には全く問題がないことが分かると思います。

他にも自社のネットショップにメイクショップ(MakeShop)を利用している企業は多く、大企業や有名企業もかなりの数が利用しています。

自社でWEBデザイナーやプログラマなどを社員として抱え、1からネットショップを作るよりも、必要な機能がセットになっているASPを利用して、デザインを自社で作成したり外注したりしながらショップを作ってしまった方が楽なのです。

メイクショップ(MakeShop)評判について

口元・口コミ・女性

メイクショップ(MakeShop)の利用を検討している方が気にすることの1つに、メイクショップの評判があると思います。多くの方はこのページを見る前に「メイクショップ 評判」と検索していることでしょう。

メイクショップの売り文句に「ネットショップの集客に強い」とありますが、この点について検討していきます。

ネットショップの集客には大きく分けて2つの方法があります。1つはSEO対策、もう1つは広告出稿です。まずはSEO対策について考えてみます。

メイクショップ(MakeShop)のSEO対策機能

ネットショップの集客に強いことを公言するメイクショップはSEO対策に関する機能をカラーミーショップBASEなどライバルとなるASPに比べて充実させています。

メイクショップ公式ページのSEO対策について記載しているページでも「タイトルキーワード」「メタキーワード」「ディスクリプション」「画像((altタグ))」設定が個別ページごとにできることや、「サイト内リンク」「パンくず(リスト)」「見出し(タグ)」「サイトマップ」の生成を自動で行う機能の紹介もしています。

ただ、これらの機能は最近ではワードプレスなどのCMSでも標準装備となっていることが多く、特別SEOに強いとまでは言い切れない機能です。

しかし、実際に利用してみると、メイクショップのSEO対策機能にはカラーミーショップBASEにはない、有用なSEO設定が可能でした。

それは、パーマリンク(内部URL)の独自設定です。

パーマリンク(内部URL)の独自設定

メイクショップでは商品登録の際にカテゴリーの作成もすることができます。カラーミーショップBASEでもカテゴリーを作ることができますが、作成したカテゴリーのパーマリンクはプログラムが自動で作成した意味のない文字列になってしまいます。

これは仕様なので、変更することができません。

一方、メイクショップでは、カテゴリーの作成時にパーマリンクを自分で設定することができます。パーマリンクの設定を「桃ならpeach」「男性下着ならmens-underwear」などのように、パーマリンクからどんな商品を扱っているのか検索エンジンでも理解できることが大きな効果となります。

英語で設定していても検索時のキーワードがパーマリンクと一致することはSEO効果があります。そのため、他のサービスに比べても、より細やかな設定をすることができるようになります。

また、パンくずリストからも分かりますが、WEBの検索に慣れているユーザーなら、パーマリンクを見てサイトの構造を把握することもできます。大きな効果ではありませんが、ユーザビリティの向上にも一役買うことになります。

テンプレートの充実

もう1つのSEO対策機能として、テンプレートの充実が挙げられます。

カラーミーショップやBASEにもテンプレートはありますが、メイクショップのテンプレートは無料で利用できるものでも無駄なスペースが少なく、かなり有用性の高いテンプレートとなっています。

SEO対策に最も重要なことはページ内容によるコンテンツSEOですが、テンプレートが綺麗で見やすいことはユーザーの滞在時間を延ばすことにも繋がりますし、ネットショップの信頼度も高くなります。

SEO対策には主にクローラー(ロボット)に向けたテクニカルSEOと、人に向けたユーザビリティ・ユーザーエクスペリエンスの向上があります。

メイクショップのテンプレートはその両方に高い効果が期待できるものとなっているのです。

結果として商品が売れやすくなるので、販売効果にも期待することができます。

アイテムポスト(有料)

行列・転売・徹夜

以前の記事「メイクショップ(MakeShop)で作成したネットショップのアクセスアップ方法」でも言及していますが、そもそもネットショップは検索エンジンの性質からアクセスを集める(=集客する)のが難しくなっています。

その理由は、検索する人は問題意識が情報の収集に向いていることが多く、検索キーワードで商品購入と関係が深いものは全体の15%以下というデータもあります。

なので、ネットショップの集客をSEOのみで対応することは危険でもあり、機会ロスの原因にもなりやすいものなのです。

これを防ぐために様々な方法を取るのですが、方法としてはモールなどへの出店や広告出稿、アフィリエイトサービスの利用があります。メイクショップではモールの出店としてアイテムポストというサービスを提供しています。

アイテムポストを利用して出店できるモールには様々な場所があります。有名どころではYahooショッピング価格.COMが挙げられます。

サービスの利用は有料になりますが、出品だけなら無料で可能となっているサービスで、モールを経由して商品が売れた場合だけ手数料を支払う成果ベースのサービスですから、ネットショップ運営者にもかなり配慮されているサービスと言えます。

さらに、初回はアイテムポストからの集客による売上に手数料が発生しますが、2回目以降にお客様がアイテムポストを経由せず訪れた際には一切手数料がかかりません。

月額1,000円のメール配信プラスを利用して購入者にメルマガを送信するなどして、リピート率や購入率を高める方法を利用すれば、さらに購入者の囲い込みもできるため、安定して集客(=売上)することもできます。

その他にも、自分でグーグルアドワーズYahooプロモーション広告を利用するなどの集客も可能ですが、購入率の高いユーザーを効率的に集客するならアイテムポストの利用がかなり効果が見込める方法になります。

「ネットショップの集客に強い」と豪語するメイクショップの集客はさすがに高い効果が見込めるものとなっているようです。

メイクショップ(MakeShop)のメリット・デメリット

甘川もこ・比較・メリットデメリット

メイクショップ(MakeShop)を利用して自社のネットショップを作る場合、ネットショップ作成に必要な機能が全て揃っているのだからメリットはあってもデメリットはないと考える人は多いのではないでしょうか。

しかし、ネットショップに必要な機能が全て揃っているということは、それだけ管理画面が複雑になりがちで、ネットショップの外観などをカスタマイズしようと思ったらそれなりの専門性を必要とします。

メイクショップのデメリットを挙げるとしたら、この機能が全て揃ってしまっていることになると私は考えています。

メリット

メイクショップ(MakeShop)を利用して自社のネットショップを作るメリットは下記に挙げられます。

  • こだわりを持ったネットショップの作成が可能
  • ネットショップ作成に必要な機能が全て揃っているASP
  • 大手企業も利用しているサービスで安心

メイクショップでは、プレミアプランならデザインも自由にできるので、デザインなど外観にもこだわったネットショップの作成が可能です。

また、ネットショップに必要な機能はおおよそ全て揃っているので、自社でやることはデザインの作成や画像の準備だけです。ネットショップを作成してしまえば、あとは配送管理などのショップ運営に注力することができます。

デメリット

一見メイクショップ(MakeShop)で自社のネットショップを作成することにデメリットなどなにもないように感じてしまいがちですが、メリットの裏返しがそのままデメリットになり得ます。

  • ネットショップの開店・販売開始まで時間がかかる
  • デザインの変更などには専門性が必要
  • 初期費用・月額費用はやや高めの設定

こだわりを持ったネットショップの作成が可能ということは、それだけページ作成に時間がかかることの裏返しでもあります。また、デザインの変更や独自のページデザインを作ろうと思っても、素人ではとても太刀打ちできません。

私もメイクショップを利用して作成したネットショップは基本デザインは業者に外注して、30万ほどの経費をかけて作成しました。

これでもかなり工夫して費用を安くした方で、内容によっては50万円は簡単に超えますし、100万円ぐらいの費用になるのもざらです。

ネットショップであっても外観にこだわる場合は費用や手間がかかります。

これは、予算が潤沢にある大企業や、WEBデザインやコーディングが可能なプロフェッショナルにとってはいい話ですが、そうでない方には費用や時間が予想以上にかかってしまう原因にもなります。

また、初期費用や月額費用は機能が充実している分、どうしても高めの設定になってしまいます。

そのため、ネットショップがどういうものか試してみたいというような初心者の方や個人事業の方には不向きと言えます。

メイクショップ(MakeShop)は予算が潤沢にある人におすすめ

メイクショップ(MakeShop)を利用して自社のネットショップ作成するなら、専任の担当者がいる企業や予算が潤沢にあって外注費用も賄える企業など、費用がかかってもネットショップを作成したいという方にピッタリのサービスです。

関連記事「【MakeShop】メイクショップについて

【MakeShop】メイクショップについて
ネットショップを検討する時は、メイクショップ(MakeShop)のサービス内容について確認しておくべきでしょう。メイクショップ(MakeShop)はネットショップ作成ASPの中で、最も機能が充実しています。初心者でも利用できますが、どちらかと言えば上級者向けで、自社のネットショップに様々なカスタムをしたい方に適しています。月額費用や初期費用はやや高めですが、リアルに店舗をオープンするよりは、格段に安くネットショップが作れるのは言うまでもありません。Amazonや楽天の功績もあって、昨今ではオンラインショッピングへの抵抗感が激減しています。ショッピングへの出店で手数料を使うより、自前でネットショップを作成しようという動きも高まっているようです。ここでは、メイクショップ(MakeShop)の情報についてまとめています。

外観にもこだわったネットショップが作りたい方にはメイクショップ(MakeShop)がおすすめ

MakeShop

2年連続、業界流通額No.1達成!!
流通額とはMakeShopを利用している
ショップの売上げ総額です。
つまり、MakeShopを利用している
ショップは売れているということです!

オススメ

プラン詳細 プレミアムショップ
プラン
月額利用料金
(税込)
7,560 円~10,800 円
初期費用
(税込)
10,800 円
販売手数料
(税込)
無料
最大容量 商品画像:12GB
商品説明:10GB
メール容量:100MB
サブメール容量:100MB
商品登録数 10,000 個

↑の表は簡易版です。料金について詳しくは詳細ページをご覧ください。

メイクショップ(MakeShop)の月額費用はいくら?
メイクショップ(MakeShop)でのネットショップ作成をするなら、必ず確認しておきたいのが「いくらかかるのか?」です。このページでは、メイクショップ(MakeShop)作成にかかる月額費用について解説していきます。

ネットショップ作成のASPは他にもありますが、MakeShop は外観にもこだわったネットショップを作るのに最もおすすめのネットショップ作成サービスです。

外観にもこだわったネットショップが作りたい方にはMakeShop が最もおすすめできるネットショップ作成ASPです。

ネットショップ作成サービスの比較なら

ネットショップ作成ASPは他にもカラーミーショップBASEがあります。ネットショップ作成サービスの比較検討をしたい方はこちらもご覧ください。

【ネットショップ比較】カラーミーショップ・メイクショップ・BASE
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