【ネットショップ比較】カラーミーショップ・メイクショップ・BASE

ロリポップの基本事項|価格の安さが評判のレンタルサーバー

ロリポップ
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IT初心者の館”はレンタルサーバー比較ネットショップ比較をベースに、SEO対策IT用語について解説するウェブサイトです。

紹介するサービスは、レンタルサーバーがWPXレンタルサーバーエックスサーバーロリポップの3種類、ネットショップASPがカラーミーショップメイクショップ(MakeShop)BASEネットショップの3種類です。

今では企業だけでなく、個人でもホームページ(ウェブサイト)を所有するのは普通の時代です。

個人ではウェブサイトよりブログの方が一般的かもしれませんが、それでもウェブサイトやブログに全く触れたことがないという方の方が今や少数派です。

ウェブサイトの作成やブログの作成には無料で利用できるサービスやツールもありますが、より自由に、より自分らしいウェブサイトやブログを作ろうと思ったら、自分でレンタルサーバーと契約するという方法もあります。

今回は自分に合ったレンタルサーバーを探している人のために、価格が安くコストパフォーマンスにも優れているレンタルサーバーのロリポップについて紹介します。

この記事をご覧の方には「ロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間について」も参考になります。

ロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間について
レンタルサーバーを選ぶ時に必ず気にするのが費用です。レンタルサーバーを利用する場合の費用には、主に毎月かかる月額費用と初回もしくは申し込み時のみかかる初期費用があります。このページではロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間についてお伝えします。
とにかく料金の安いレンタルサーバーを利用したいなら、ロリポップ! が1番おすすめのレンタルサーバーになります。

ロリポップの概要

確認・チェック・クローラー

運営企業

ロリポップの運営企業についての概要は下記の通りです。

レンタルサーバー運営母体
公式サイトリンク ロリポップ!
運営企業 GMOペパボ株式会社
GMOインターネット株式会社のグループ企業です。
本社所在地 東京
営業所・支社など拠点 福岡支社

本社は東京になりますが、支社は福岡にもあります。運営企業はGMOペパボ株式会社ですが、親会社はGMOインターネット株式会社で、ネットショップ作成ASPであるカラーミーショップメイクショップ(MakeShop)を運営している企業の親会社でもあります。

ITに関連した事業をGMOグループは数多く持っているので、いくつかのサービスを比較検討して選んでも、運営企業は一緒だったということもままあります。

ただ、カラーミーショップメイクショップ(MakeShop)もそうですが、運営する会社が別企業となっている場合、異なるターゲット層を対象にしたサービスを運営しています。そのため、運営企業が一緒でもサービスの内容はかなり違ったものとなっています。

ロリポップの意味

ロリポップの綴りは「lolipop」となっています。しかし、英語の綴りではロリポップは「lollipop」が正確な表記となっています。lolipopに込められた意味はどのようなものなのでしょうか?

英語の「lollipop」はいわゆる「ペロペロキャンディー」のことです。他にも「Lollipop lady」や「Lollipop man」となった場合、児童が道路を横断する際に保護する「緑のおばさん(おじさん)」という意味にもなります。

レンタルサーバーのロリポップもペロペロキャンディーのことを意識して付けられた名前のようですが、どうやら英語のスペル表記を間違えてしまっていたようです。

ロリポップは若い女性でも気軽に利用してもらえるようにポップなイラストを採用し、設立当時流行っていた「キモカワイイ」ロリポおじさんを起用しています。英語表記は間違えてしまったみたいですが、ロリータとポップの造語という意味を後付けで設定したようです。

参考「【第1回】ロリポップ!が『キモかわいい』理由

価格概要

ロリポップの価格概要です。

ロリポップ価格概要
プラン エコノミー ライト スタンダード エンタープライズ
初期費用
(税別)
1,500 円 1,500 円 1,500 円 3,000 円
月額費用
(税別)
100 円 300 円 600 円 2,300 円
割引 なし 6ヶ月以上
の契約で
月額250円に
6ヶ月以上
の契約で
月額500円に
6ヶ月以上
の契約で
月額2,000円に
初年度
年間運営費用
(税別)
2,700 円 5,100 円 8,700 円 30,600 円
備考 別途オプション
サービス有
別途オプション
サービス有
別途オプション
サービス有
別途オプション
サービス有

ロリポップの運営費用に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

特徴

価格の安さとコストパフォーマンスに定評のあるレンタルサーバー ロリポップの特徴は下記の通りです。

  • 初期費用や月額費用が安い
  • ワードプレスの利用もライトプランから可能
    月額250円からワードプレスサイトの運営ができます
  • 安いだけでなく価格以上のパフォーマンスを提供
  • 運営状況に応じて順次プランの切り替えが可能

ロリポップの1番の特徴は、月額費用や初期費用が安いということです。そのため、企業をはじめ、個人にも人気の高いレンタルサーバーとなっています。

私も初めてウェブサイトを作る時に契約したレンタルサーバーはロリポップでした。色々なレンタルサーバーを比較検討した上で契約しましたが、ロリポップ以上にコストパフォーマンスが高いレンタルサーバーはなかなかありません。

ロリポップの使用感

私が利用していたのはエコノミープランでしたが、HTMLサイトであれば、月間PVが10万程度までなら特に問題なく動作します。同じプランでワードプレスサイトを運用したこともありますが、月間PVが15万程度で、グーグルアナリティクスのリアルタイムアクセス数が30を超えたあたりからやや動作が重くなったように感じました。

このぐらいのレベルであれば、企業の店舗サイトやコーポレートサイトぐらいなら全く問題なく動作する性能ですから、わざわざ高い費用を払ってレンタルサーバーを契約する必要はそれほどないことが分かると思います。

また、気になるセキュリティに関しても、サーバーがハッキングやクラッキングなどされてウェブサイトやブログが書き換えられてしまうということも全くなく、特に気になるような点は見当たりませんでした。

初期費用と月額費用だけの支払いでオプションプランを利用しなくても、特に問題なく利用できるレンタルサーバーです。ただ、データの消失に対応するため、月額300円(税抜)で利用できるバックアップオプションには加入しておいた方がいいと思います。

ロリポップの評判・口コミについて

口元・口コミ・女性

2016年8月の時点でロリポップの利用者数は160万人を突破したとロリポップ! の公式サイトで発表されています。これだけレンタルサーバーにロリポップを利用する人が多いのも、コストパフォーマンスがいいという評判を証明していると考えられます。

ここでは、ロリポップの利用者数160万人突破の評判について検証していきます。

ロリポップの利用者数160万人突破は本当?

まず検証したいのが利用者数160万人突破についてです。これは嘘は言っていませんが正確な情報ではないかもしれません。

ロリポップ! が公式サイトで発表している情報なので、内容に虚偽があったり、利用者数を水増しするといったことは断じてありません。

しかし、恐らくこの利用者数160万人は160万アカウントのことだと考えられます。

複数アカウント所持は考慮されていない

ロリポップは評判の通り価格が安くコスパのいいレンタルサーバーです。

今では個人・法人を問わずレンタルサーバーの契約をしている人は増えていますが、1人または1企業に対してレンタルサーバーが1つであるとは限りません。

「ロリポップの使用感について」で言及していますが、HTMLサイトならロリポップのアカウントが1つでもある程度サイト数を運営することが可能です。

ただ、サイトのアクセス数やPV数が増えてきた場合には、1つのレンタルサーバーで複数のサイトを運営するのは、表示速度の低下にもつながり、SEO対策上あまりよくない結果となってしまうこともあります。

こういった事態を避けるために、ウェブディレクターの中には、レンタルサーバーを1つのサイトにつき1つのアカウントを所有して運営する人もいるのです。

アカウントを複数所有すれば、その分経費もかかってくるのですが、ロリポップはそもそも料金が安いのでそれほど気にする必要はありません。

1人のウェブディレクターが複数のレンタルサーバーを契約する理由

こういった対応をする理由は2つあります。

1つは単純にスペックの問題で新規のアカウントを申し込む場合ですが、もう1つはSEO対策に関係する外部リンクの効果を期待したものです。

レンタルサーバーは契約開始時期を数ヶ月ずらすことで、IPアドレスを分散することが可能です。

自分で運営するサイトに外部リンクを貼る場合でも、IPアドレスを分散しておいた方が外部リンクの効果が高まる可能性が高いと言われています。

なので、複数サイトを運営する人の中には、スペックでは特に新しいレンタルサーバーのアカウントを作成する必要がなくても、新規のアカウントでレンタルサーバーに登録する人もいるのです。

特に価格の安いロリポップではこの手法が取りやすいため、160万人は利用者の数とは限らずアカウントの数である可能性が高いと考えられるのです。

登録者数が最も多いレンタルサーバーであることに変わりはない

とは言っても、ロリポップがコストパフォーマンスのいいレンタルサーバーということには変わりがありません。

また、利用者数(=アカウント数)の160万人はエックスサーバーの登録サイト数120万件より多いので、ロリポップが多くの人が利用しているレンタルサーバーであるということは間違いありません。

ロリポップのメリット・デメリット

甘川もこ・比較・メリットデメリット

ロリポップを利用する場合、価格もコストパフォーマンスもいいレンタルサーバーですし、プランのアップグレードもできるため、あまりデメリットはないように感じます。

しかし、低価格のプランからある程度なんでもできてしまうレンタルサーバーなので、その点がデメリットとなってしまうこともあると考えられます。

メリット

ロリポップのメリットは下記の通りです。

  • 月額費用・初期費用が安い
  • 月額250円(税抜)~ワードプレスサイトが利用可能
  • 1つのレンタルサーバーアカウントで複数サイトの運営も可能
  • 段階的にプランをアップグレードすることが可能

ロリポップは初心者から上級者まで必要な機能が揃っていて、自身のレベルに応じてプランを選ぶことのできるレンタルサーバーです。

ワードプレスサイトを作る場合もワードプレスのインストールはボタンを押すだけで簡単にできるので、初心者でも利用するのに問題は少ないと思います。

デメリット

一見デメリットのなさそうなロリポップですが、ある程度機能が揃っているため、管理画面がやや複雑になっていることが、初心者にとっては利用しづらい要素となるかもしれません。

  • 管理画面がごちゃごちゃしている
    初心者には分かりにくい設計かも
  • 自動バックアップがオプション(月額300円)
  • 下位プランでのスペックがやや低め
  • ログイン時のアカウント選択のドメイン部分を忘れやすい

上3つは既に紹介しているので割愛します。ロリポップでは管理画面にログインする時のアカウント選択に、URL部分とドメイン部分の選択をしてパスワードを入力することになります。

この無料ドメインのドメイン部分の選択肢がかなり多いため、頻繁に管理画面にログインしない方はどのドメイン部分であったか忘れてしまいがちです。(私がそうでした)

HTMLサイトを利用する場合はFTPでファイル転送するだけですし、ワードプレスサイトの場合はログインURLからダッシュボードに移動するため、肝心のロリポップの管理画面にログインする方法を忘れてしまうことがあるのです。

エックスサーバーやwpX Speedなら、メールアドレスが分かっていればログインできるのですが、ロリポップの場合はそれができません。

利用者からするとこの仕様が地味にうっとうしいと感じることがあるかもしれません。

まとめ

案内・紹介・詳細はこちら

長々とロリポップについて紹介してきましたが、とにかく費用の安いレンタルサーバーなので、初心者の方が利用することも多いのではないかと思います。

スペックについても、初心者であれば下位のプランエコノミープラン 詳細はこちら で全く問題ないので、初めてレンタルサーバーと契約するならロリポップが1番おすすめできるレンタルサーバーです。

関連記事「【ロリポップ】レンタルサーバーについて

【ロリポップ】レンタルサーバーについて
レンタルサーバーを検討する時は、ロリポップレンタルサーバーのサービス内容について確認しておくべきでしょう。ロリポップは、月額費用や初期費用の安さが特徴のレンタルサーバーです。月額250円(税別)のライトプランなら、安い費用にもかかわらず、ワードプレスの運営もHTMLサイトの運営も可能となります。スペックも安いなりにしっかりしており、ブログや店舗サイトの運営程度なら、まず安定したアクセスを提供できるでしょう。初心者の方に、特におすすめできるレンタルサーバーです。

とにかく安いレンタルサーバーならロリポップがおすすめ

ロリポップ!

初心者でも安心なレンタルサーバー。
最大400GB、100円(税抜)から。
ブログ、ショッピングカート、
ウェブメーラーなど多彩な機能!
オンラインマニュアルやライブチャットなど、
充実したサポートで初心者の方でも安心です。

オススメ

ロリポップ新規契約時利用料金
プラン 初期費用 ご利用料金
(12ヶ月契約)
合計
エコノミー
プラン
1,500円
+消費税120円
(100円+消費税8円)
×12ヶ月
2,700円
(税込2,916円)
ライト
プラン
1,500円
+消費税120円
(250円+消費税20円)
×12ヶ月
※1ヶ月契約の場合
(300円+消費税24円)
4,500円
(税込4,860円)
スタンダード
プラン
1,500円
+消費税120円
(500円+消費税40円)
×12ヶ月
※1ヶ月契約の場合
(600円+消費税48円)
7,500円
(税込8,100円)
エンタープライズ
プラン
3,000円
+消費税240円
(2,000円+消費税160円)
×12ヶ月
※1ヶ月契約の場合
(2,300円+消費税184円)
27,000円
(税込29,160円)
料金について詳しくはロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間についてを参照ください。
ロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間について
レンタルサーバーを選ぶ時に必ず気にするのが費用です。レンタルサーバーを利用する場合の費用には、主に毎月かかる月額費用と初回もしくは申し込み時のみかかる初期費用があります。このページではロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間についてお伝えします。

利用目的を限定しない万能のレンタルサーバー

私が一番おすすめしているレンタルサーバーはwpX Speedですが、wpX Speedはワードプレスでサイトを作成する方しか利用できないという欠点があります。

その点、ロリポップ! なら、ワードプレスでのサイト運用はもちろん、静的サイトの運用も可能な万能のレンタルサーバーです。

最も料金の安いレンタルサーバー

料金はwpX Speedやエックスサーバーと比べても格段に安く、スペックは若干劣るものの価格が安いことによるコストメリットが大きくなっています。

とにかく料金の安いレンタルサーバーを利用したいなら、ロリポップ! が1番おすすめのレンタルサーバーになります。

独自ドメインの取得ならお名前.comがおすすめ

独自ドメインの取得にはお名前.com がおすすめです。
独自ドメインを取得するメリット|SEO対策とサーバー変更リスク低減
コーポレートサイトや店舗情報サイトなどのウェブサイト作成の時も、アフィリエイトブログや趣味ブログなどのブログ作成の時も、独自ドメインを取得することが強く推奨されています。このページでは独自ドメインを取得するメリットについて説明しています。

レンタルサーバーの比較検討なら

ロリポップ以外にも、wpX Speedエックスサーバーについて紹介しています。

レンタルサーバーの比較検討をしたい方はこちらもご覧ください。

この記事をご覧の方には「【レンタルサーバー比較】wpX Speed・エックスサーバー・ロリポップ」も参考になります。

【レンタルサーバー比較】wpX Speed・エックスサーバー・ロリポップ
今回は、私が実際にウェブサイトやブログの運営で利用したことのある3社に絞って情報を比較します。というのも、正直なところ、使ったことのないレンタルサーバーの使用感や、コストパフォーマンスは分からないからです。今回比較するレンタルサーバーは下記の3つです。
  • wpX Speed初年度18,360円~
  • エックスサーバー初年度16,200円~
  • ロリポップ初年度2,916円~
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