レンタルサーバーを選ぶ目安の1つに日間PVや月間PVがあります。アクセス数やPVが大きければそれなりのサーバーを借りる必要も出てくるのです。
このページではロリポップ契約の目安となるPVについてお伝えします。
この記事をご覧の方には「ロリポップの月額費用・初期費用・無料お試し期間について」も参考になります。


ウェブサイトの表示速度はUXに直結する
ウェブサイトの表示速度はユーザーエクスペリエンス(顧客満足度)に大きな影響を与えます。
ウェブサイトの表示速度は、「サイトを保存しているレンタルサーバーのスペック」「サイトを表示するデバイス(PCなど)のスペック」「サイトを表示するデバイスのネット環境」に大きく依存します。
レンタルサーバーのスペックはウェブマスターが管理できる
「サイトを表示するデバイスのスペック」や「サイトを表示するデバイスのネット環境」に関してはウェブサイトの運営者(ウェブマスター)である私たちにはどうしようもありませんが、「レンタルサーバーのスペック」は気にしておいた方がいい情報になります。
サーバーのスペックに関しては、専門用語など難しい言葉も多いのですが、基本的には日間PVと月間PVから適したサーバーを選ぶことができます。
大抵のウェブマスターは月間PVだけ気にすれば大丈夫です。しかし、サイトの性質によっては、ある日もしくはある時間だけ異様にアクセスがあるサイトなどもあるでしょう。
こういった場合は、瞬間的なPVとして日間PVも見ておいた方がいい場合もあります。
小規模~中規模サイトに適したロリポップ
安定したアクセス数である場合になりますが、私がロリポップを利用して実際に運用していたサイトでの使用感から、ロリポップでのサイト運営に適しているウェブサイトの規模は小規模~中規模のサイトと考えています。
小規模~中規模というと抽象的すぎると思いますので、PVで表現します。
ロリポップでのサイト運営に適した月間PV
ロリポップでサイト運営をするなら、月間PVで0~8万PV程度のサイトが適しています。
ちなみに私の利用していたサービスは月額270円~利用できるロリポップのライトプラン 詳細はこちらです。
運営しているサイトが月間10万PV程度になったころにwpX Speedへの引っ越しを行いました。
当時は月額540円~利用できるスタンダードプラン 詳細はこちらへの変更も検討しましたが、思い切って月額1080円~利用できるwpX Speed
への引っ越しに決めています。
ロリポップからWPXに引っ越したきっかけ
私がロリポップで運営している当時のサイトの異常に気づいたのは瞬間のアクセス数が急に増えた時でした。
年末ジャンボ宝くじのように当選日のようなPVが急増するコンテンツを取り扱ったページで、いわゆる当選日に前日のアクセスの2.5倍程度、PVに至っては3倍程度まで急速に伸びた時がありました。
当時はブログを運営して3ヶ月ほど経っていた時期で、PVも順調に伸びていました。
グーグルアナリティクスのリアルタイムアクセスを見ても、4~10程度のアクセスがあったので、休みの日などにPCの前で面白がって見ていたこともありました。
それが急に瞬間アクセスが20~30程度、多い時には50程度もあり、何が起こっているのか分からずサイトを確認しようとしても表示までの時間が倍以上かかったり、ひどい時には表示されないといったこともありました。
ロリポップはサイト速度分析でもあまりよくない結果だった
この日のアクセス数は6,000を超え、PVも8,000を超える記録だったので、瞬間的に月間PV24万程度のサイトになっていたということになります。
また、グーグルアナリティクスのサイト速度分析でも、それほどいい結果にはなっていなかったので、サーバーのスペックに限界があるというのを初めて意識した瞬間でした。
現在はwpX Speedをメインで利用していますが、ここの場合は月間15万PV~30万PV程度なら問題なく動作しています。
しかし、ロリポップでは月間8万PV~10万PVあたりが限界かなと考えています。
月間平均6万PV程度のウェブサイトが問題なく動作しています
実際にウェブサイトを作成すると分かると思いますが、月間1万PVを超えるサイトを作るのもなかなか難しいもので、月間10万PVを超えるサイトとなってくると、マネタイズ次第では数10万円の利益を出すことも可能です。
ロリポップは今でも利用しているサーバーなのですが、安定したサイトで月間平均PVが6万程度のものがありますが、そのサイトは特に問題なく運営できています。
レンタルサーバーへの負荷が少ない静的サイトの運用
このサイトはホームページ・ビルダーで作成したサイトなので、ワードプレスのような動的サイトに比べて表示速度が速いのも理由になるかもしれません。
このサイトはグーグルアナリティクスのサイト速度分析でもPageSpeedスコアは最低のページでも80点以上、成績のいいページは95なども出ています。
動的サイトのワードプレスは負荷も大きくなる?
一方、上述のワードプレス利用のサイトではPageSpeedスコアが平均で65程度、いい成績のページでも75程度と、動的サイトは静的サイトにページ速度では敵わないことが一目瞭然の結果となっています。
私は主に管理面が楽になるのでワードプレスでのサイト作成を推奨していますが、利用するツールによっては静的サイトの作成に力を入れた方がいいかもしれません。
まとめ
- 運用しているウェブサイトのPVに合ったレンタルサーバーを
- ロリポップなら月間PV0~10万程度まで不快感なく利用できる
- 静的サイトでの利用ならもっとPVが伸びても平気かも
これでロリポップ契約の目安となるPVについての説明は終わりです。
他にもWPX・エックスサーバーについての説明もあるので、これらも参照していただけると嬉しいです。
関連記事「【ロリポップ】レンタルサーバーについて」

とにかく安いレンタルサーバーならロリポップがおすすめ

初心者でも安心なレンタルサーバー。
最大400GB、100円(税抜)から。
ブログ、ショッピングカート、
ウェブメーラーなど多彩な機能!
オンラインマニュアルやライブチャットなど、
充実したサポートで初心者の方でも安心です。

プラン | 初期費用 | ご利用料金 (12ヶ月契約) | 合計 |
---|---|---|---|
エコノミー プラン | 1,500円 +消費税120円 | (100円+消費税8円) ×12ヶ月 | 2,700円 (税込2,916円) |
ライト プラン | 1,500円 +消費税120円 | (250円+消費税20円) ×12ヶ月 ※1ヶ月契約の場合 (300円+消費税24円) | 4,500円 (税込4,860円) |
スタンダード プラン | 1,500円 +消費税120円 | (500円+消費税40円) ×12ヶ月 ※1ヶ月契約の場合 (600円+消費税48円) | 7,500円 (税込8,100円) |
エンタープライズ プラン | 3,000円 +消費税240円 | (2,000円+消費税160円) ×12ヶ月 ※1ヶ月契約の場合 (2,300円+消費税184円) | 27,000円 (税込29,160円) |

利用目的を限定しない万能のレンタルサーバー
私が一番おすすめしているレンタルサーバーはwpX Speedですが、wpX Speedはワードプレスでサイトを作成する方しか利用できないという欠点があります。
その点、ロリポップ!なら、ワードプレスでのサイト運用はもちろん、静的サイトの運用も可能な万能のレンタルサーバーです。
最も料金の安いレンタルサーバー
料金はwpX Speedやエックスサーバーと比べても格段に安く、スペックは若干劣るものの価格が安いことによるコストメリットが大きくなっています。
とにかく料金の安いレンタルサーバーを利用したいなら、ロリポップ!
独自ドメインの取得ならお名前.comがおすすめ
独自ドメインの取得にはお名前.com

レンタルサーバーの比較検討なら
ロリポップ以外にも、wpX Speedやエックスサーバーについて紹介しています。
レンタルサーバーの比較検討をしたい方はこちらもご覧ください。
この記事をご覧の方には「【レンタルサーバー比較】wpX Speed・エックスサーバー・ロリポップ」も参考になります。

- wpX Speed初年度18,360円~
- エックスサーバー初年度16,200円~
- ロリポップ初年度2,916円~