ウェブマスターになったばかりの方にとって、IT用語は分からないことだらけではないかと思います。でも、当然のようにみなさん利用しているので、いまさら聞けない用語もあるのではないかと考えています。
今回は「ホスティングサーバーって何?」いまさら聞けないIT用語について解説します。
この記事をご覧の方には「プラグインって何?いまさら聞けないIT用語」も参考になります。


ホスティングサーバーとは
ウェブサイトを作りたいとか、ウェブアプリを公開したいと思ったら、必要になるのがインターネットの回線とサーバーです。
中小企業でおすすめするのがホスティングサーバーの利用です。ホスティングサーバーとは複数でサーバーを利用できるサーバーのことです。俗にレンタルサーバーと呼ばれることもあります。
ホスティングサーバーの概要
ホスティングサーバーの他に社内にサーバーを置いて回線をつなぐ自社サーバーと、回線や設備の整った施設に自分でサーバーを置いて使用するハウジングがあります。
両者とも高額な初期費用がかかりますし、毎月の運用コストもかかります。
毎月の運用コストを月額料金として払うだけでOK
運用コストの代表的なものをあげると、回線費用や電気料金などがあります。場合によっては専門家が必要になったり、サーバーの熱対策や防塵対策も必要となるでしょう。
自ら費用を払っていかなければなりませんし、常にサーバーに関する新しい知識を勉強していかなければならないので、中小企業で運用コストをあまりかけたくないという人にはおすすめできません。
ホスティングサーバーなら毎月の使用料を払えばサーバーの運営や管理が不要ですからストレスから解放されます。
レンタルサーバー会社は各社企業努力を行っていますから、専用サーバーで月1万円程度、複数で利用なら数千程度で利用できるので大変お得です。
レンタルサーバーの利用はコスパが高い
レンタルサーバーなら高セキュリティで高可用性ですから、ウェブサイトの目的に合わせてプランが選べることが大きな魅力といえるでしょう。
特にネットショップを開きたい人であれば、レンタルサーバーを利用することでアクセス解析やショッピングカートを利用できるので、ウェブサイトに不慣れな人でも気軽に始めることができます。
コストや運用方法などを勘案してみると、中小企業であればホスティングサーバーを利用した方が大いにメリットがあります。
大規模なウェブサイトの制作も対応できるホスティングサーバーが登場してきていますから、打ち合わせの時によく相談してみてください。
ホスティングを直訳すると
ホスティングを直訳すると「主催する」とか「務める」、「もてなす」という意味になります。ホスティングサーバー会社とはその名のとおり、サーバーを主催する会社ということです。
つまりサーバーのハードディスクドライブの記憶スペースをレンタルできるサービスを提供しますが、所有権はサービスを提供する会社側にあります、サーバーを主催していますという意味になります。
ホスティングサーバーをおすすめする利用形態
もしネットショップや自社のウェブサイトを制作したいと考えているのであれば、ホスティングサーバーを利用することをおすすめします。
ホスティングサーバーなら毎月使用料金がかかりますが、初期費用を抑えることができますし、色々な魅力的なプランを選ぶことができるからです。
ホスティングサーバーの月額使用料は無料の所もありますし、優良だとしても専用サーバーで月額1万円程度、複数利用のサーバーで数千程度です。
ホスティングサーバーはセキュリティも高い
ホスティングサーバーを利用すればセキュリティでも安心ですし、アクセス解析やショッピングカートの利用もできるのでおすすめです。
またサーバーの運用や管理について頭を悩ます必要がないのでストレスフリーであることも大きな魅力といえるでしょう。
自社サーバー・ハウジングを利用する問題点について
自社サーバーや、ハウジングの場合は高額な初期費用や運用コストがかかります。ハウジングとは回線やサーバーを設置する場所を借りて、自前のサーバーを置いて管理することです。
これらを選んだ場合は常にサーバーの勉強をしていかなければなりませんし、場合によっては専門家を常駐させなければならなくなるかもしれません。
また、サーバーの熱対策、防塵対策、そして電気代もかなりの額がかかりますから、ウェブサイト制作初心者や中小企業にはおすすめできません。
まずは予算とのバランスを考えて、自分がどのようなウェブサイトを構築したいかを考慮してから、自分にあったプランを提供してくれるホスティングサーバーを選ぶことが大切です。
ロリポップやXサーバーは使いやすくてスタッフが親切だという評判ですからご参考にしてみてください。
レンタルサーバーとホスティングサーバーの違い
レンタルサーバーとホスティングサーバーの違いはほとんどなく、ほぼ同じ意味として扱われています。レンタルサーバーとは文字通りサーバーをレンタルできるサービスのことです。
ホスティングサービスとはレンタルサーバーやハウジング(回線や設備の整った施設を借りて、そこに自前のサーバーを置いて運用すること)などの総称です。
ホスティングサーバーには3種類ある
ホスティングサーバーには3つの種類があります。
専用サーバー、共用サーバー、VPS(Virtual Private Server)です。専用サーバーはサーバーを専用で利用できるので、サーバーの持つ能力をフルに活用することができます。
利用できるサービスが多いので、拡張性や機能性を重視したいのであれば専用サーバーがおすすめです。
専用サーバーについて
月額使用料は共用サーバーよりも高いですが、毎月1万円程度の所が多いので、長期的に考えると共用サーバーよりもお得になる場合があります。
ただし運用に関しては管理者権限が与えられて自分で管理する必要があるので、ある程度サーバーの知識がないと管理が難しいでしょう。
共用サーバーについて
共用サーバーは複数のユーザーで利用するので月額使用料は数千円程度ですみますから、ウェブサイト初心者にはとても敷居が低いでしょう。
サーバーの管理はサーバー会社が行ってくれますので、サーバーの知識は必要ありません。
ただし共用している他のユーザーが外部から攻撃を受ければトラブルに巻き込まれる可能性があるというデメリットがあります。
VPSについて
VPSは複数のユーザーで利用しますが、1台のサーバー内で仮想化された複数のサーバー環境を利用できるので、共用にも関わらず、専用サーバーのような使い勝手の良さを体験できます。
専用サーバーと同じように管理者権限が付与されますからOSや機能のカスタマイズも可能なので魅力的です。
専用サーバーに比べればパフォーマンスは劣りますが、コストを抑えることができ自由度も高いのでホスティングサーバーを利用する予定があるのであれば、考慮してみると良いでしょう。
関連記事「【IT用語】いまさら聞けないIT用語を一覧にまとめました」

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