ウェブマスターにとって、グーグルアナリティクスと同じぐらい、サーチコンソール(ウェブマスターツール)は重要な分析ツールです。
今回はワードプレスサイトをサーチコンソールに登録する方法をお伝えします。
この記事をご覧の方には「独自ドメインを取得するメリット|SEO対策とサーバー変更リスク低減」も参考になります。


サーチコンソール(ウェブマスターツール)とは
検索エンジンでお馴染みのGoogleは、アフィリエイトをするにあたって特に重要なサービスです。Googleを使って検索してくる人をどう取り込んでいくかというのがアフィリエイターにとっての課題です。
同時にGoogleはウェブサイトを運営する人のためになるツールを幾つも提供しているので、それを把握しておきましょう。
サーチコンソール(ウェブマスターツール)について
サーチコンソールとは、ウェブサイトを運営していく上で重要な評価を確認するツールです。
先に書いたようにGoogleを使って検索して訪れる人を増やす必要がありますが、検索した人が訪れやすいのは検索結果で一番上に表示されているウェブサイトです。
色々な会社が検索順位とクリック率についての関係を調査していますが、いずれの結果でも1位のウェブサイトと2位以下には大きな開きがあります。
中には1位と2位でクリック率が3倍近く離れているものもあり、1位と5位以下は雲泥の差です。
SEO対策で上位表示させるためにツールの利用は不可欠
だからこそ、より多くの人を集めたいアフィリエイターは必至に検索結果の上位を目指します。
この検索結果で上位を目指すためのテクニックの1つがSEO対策と呼ばれるもので、Googleの評価を高めることが検索結果の上位に繋がると言えるでしょう。
ウェブマスターツールはGoogleが無料で提供しているツールで、Googleからの評価を把握するのに役立ちます。
「こうしたらもっと評価が上がりますよ」という感じではなくて「ここがおかしいので改善してみては」といった感じに問題があるところを指摘してくれるのが特徴です。
評価を上げるための方法として自サイトへのリンクを増やすのは定番なのですが、一方で自作自演でリンクを増やす手段が横行したことから現在ではこれをやると検索結果でペナルティが課せられます。
不自然なリンクがある場合などはウェブマスターツールにメッセージが来るので、定期的にチェックしましょう。
他にウェブサイトの設計図と言ってもよいHTMLに改善の余地がある場合も、ウェブマスターツールは教えてくれます。
ウェブマスターツールの登録方法
Googleでアカウントを作れば、フリーメールのGmailを利用できます。
アフィリエイトの手段は人によって違いますが、ウェブサイトを量産してそこから広告主のサイトに誘導するのは基本的な手法です。
無料ブログを量産する場合には、仮にサイトが凍結された時に一網打尽に他のブログまで凍結されないようにメールアドレスを変えて登録するケースもあります。
私は1つのウェブサイトに絞って規模を大きくするというやり方を選択していて、こちらを選ぶ人も多いですが、いずれにせよフリーメールはアフィリエイターにとって必要不可欠なものです。
フリーメールがなければGoogleに登録しておくといい
ウェブサイト作成以外にもツールを利用するためにメールアドレスは必要になるので、フリーメールを持っていない人はまずGoogleに登録しましょう。
フリーメールはMSNなど色々なサイトで取得できますが、Googleに登録しておけばウェブマスターツールなども使えるので、既に他のフリーメールを取得している人も1つはGoogleのアカウントを持っておいて損はありません。
Googleアカウントがなければ作成しておくのがおすすめ
具体的なアカウント作成とログインの方法ですが、ウェブマスターツールのページにアクセスすると「Googleアカウントをお持ちでない場合」といった文章が右側の方にありますので、アカウントを持っていない人はここから登録してください。
Googleのアカウントは本名などを入力する必要はありませんので、Gmailをアフィリエイト以外で使わないのであれば適当に入力しても問題ありません。
逆に、Gmailをプライベートで使う予定があるなら本名を登録するのも手ですが、大半の情報は後から編集できますので登録時にはそれほど悩む必要はありません。
Googleアカウントは年齢を後から変更できないので注意
年齢だけは後から変えられないポイントなので、本当のことを記載するにせよしないにせよ気をつけてください。
後は、画面の指示に従っていけばGoogleのアカウントが作れるので、そのままウェブマスターツールを利用できます。
既にGoogleのアカウントを持っている人は、ウェブマスターツールのページにアクセスするとログイン画面に切り替わるので、そのまま情報を入力してください。
ウェブマスターツール サイト設定と認証
ウェブマスターツールはウェブサイトのGoogleからの評価を高めるのに役立ちます。当然ですが、まずはウェブサイトの方を作らないとウェブマスターツールが利用できません。
アフィリエイトを始める場合に使われるウェブサイトは無料ブログ、独自ドメインのウェブサイトを使うのが一般的です。
このどちらを選ぶかは人によって分かれるところですが、まずはアフィリエイトのためのサイトを立ち上げてください。
ウェブサイトをウェブマスターツールに登録する
既に無料ブログかウェブサイトがあるなら、ウェブマスターツールにログインしてサイト設定と認証の作業をしていきます。
サイト設定については「http://」を省いてサイトのアドレスを入力すればよいので簡単です。
サイトの所有者確認
次に、サイト設定で入力したウェブサイトが間違いなく自分のものだと証明する必要があります。
その際に使われるのはHTMLファイルやメタタグで、これらをウェブサイトにアップロードしたり書き加えることで自分のウェブサイトだと証明できるでしょう。
この証明が終わればウェブマスターツールを利用できるのですが、サブディレクトリを使ってより効率を高めるというのも手です。
アフィリエイトを手がける場合、私の知り合いのように1つのドメインで複数のサイトを運営する人もいます。
サブディレクトリについて
仮に「http://www.○○○○.net」というドメインを持っているとします。
この方が「http://www.○○○○.net/beauty」「http://www.○○○○.net/health」といった感じに美容のウェブサイト、健康に関するウェブサイトを立ち上げる人も珍しくはありません。
この場合に「http://www.○○○○.net」でウェブマスターツールに登録してしまうと「http://www.○○○○.net/beauty」の方も「http://www.○○○○.net/health」の方もまとめて管理されているので、データ量が増えて使いづらくなるケースがあります。
このような場合にはサブディレクトリを使って各ウェブサイトを別々に登録することで使いやすい状態にできるでしょう。
ウェブマスターツール サイト認証の方法
ウェブマスターツールはアフィリエイターにとって欠かせないツールです。設定についてはそれほど迷うポイントはありませんが、初心者の人が躓きやすいのはサイト認証の方法の方です。
わざわざ自分以外が作ったウェブサイトを登録する意味などないのですが、先に入力したウェブサイトは間違いなく自分が管理しているものだと証明する必要があります。
認証で一般的なのはメタタグ・HTMLファイル
そのために使われるのがメタタグ、もしくはHTMLファイルで、メタタグはプログラムが記載されている文章、HTMLファイルは確認のためのファイルです。
メタタグならウェブサイトに書き加え、HTMLファイルならアップロードしてからウェブマスターツールにチェックしてもらいます。
自分が所有していないブログ、ウェブサイトに勝手に手を加えられませんから、この作業をすることで登録したウェブサイトは間違いなく自分のものだと証明可能です。
最も簡単な認証方法はメタタグ
私見ですが無料ブログを登録しようとしている人の場合、簡単に認証できるのはメタタグです。
無料ブログのサービスはHTMLファイルのアップロードに対応しているところも多いものの、普段から使う機能ではありません。
メタタグの方もどこに書き加えるかは調べる必要がありますが、コピー&ペーストで認証が済むメタタグの方が楽ではないでしょうか。
逆に、ワードプレスを利用したりして独自ドメインでウェブサイトを立ち上げる人の場合はHTMLファイルの方が簡単かもしれません。
FTPソフトが使える人はHTMLファイルのアップロードが楽
FTPソフトを使ったアップロードは無料ブログに慣れている人からすれば面倒かもしれませんが、独自ドメインのウェブサイトでやっていくならこちらに慣れてください。
ここでは他にGoogleのサービスを利用していないという前提で認証の方法を説明してきましたが、グーグルアナリティクスやタグマネージャーを利用しているなら話はもっと簡単です。
特に煩わしい作業は必要なく、確認ボタンをクリックするだけでサイト認証が完了します。もっとも、その場合はグーグルアナリティクスなどで認証をしておく必要があるので、方法はやや異なるもののサイト認証の作業は必須です。
グーグルアナリティクスとの連携
企業のウェブサイトでもワードプレスはよく利用されています。プログラムに関しての知識も求められるのでややハードルが高いものの、ワードプレス単体でも十分に利用できる優れたソフトです。
ワードプレスは独自ドメインのウェブサイトを立ち上げられるので、無料ブログとは一味違うアドレスができあがります。
一方で、独自ドメインの欠点として最初はGoogleからの評価が低いところからスタートするので、評価が上がってくるまでは検索順位の面で苦戦するケースも珍しくはありません。
そのため、無料ブログを利用する場合と比べると、検索順位を上げるためのSEO対策により力を入れる必要があります。
ウェブマスターツールをSEO対策に利用する
Googleが提供しているウェブマスターツールは、導入すればSEO対策になるわけではありません。問題がある場合には指摘してくれる、そんなツールなので検索順位を下げないようにするために役立ちます。
Googleは検索を使うユーザーのためにバージョンアップを繰り返していますから、問題があるサイトの場合は検索順位が下がってしまうでしょう。
もっと酷い場合は検索結果から除外されてしまうこともあり、それを防ぐためにウェブマスターツールは有用です。
どのようなウェブサイトからリンクされているか、クローラーがどれくらい訪れているかなども知れますが、ウェブマスターツールだけだとSEO対策の面では不安が残ります。
グーグルアナリティクスとの連携
SEO対策をするなら、アクセスについて詳しく解析してくれるグーグルアナリティクスとの連携から始めるのが基本です。
ウェブマスターツールとグーグルアナリティクスは共にGoogleが提供しているソフトなので、連携しやすいようになっています。
Googleアカウントにログインしてからグーグルアナリティクスのページにアクセスし、アナリティクス設定のタブをクリックすればそこから連携できるので、非常に簡単です。
連携することでグーグルアナリティクスだけでは確認ができなかった検索ワードも知れるので、この情報をベースにウェブサイトをより使いやすい状態にしてください。
関連記事「【SEO対策】独自ドメインのメリットや取得方法・ワードプレステーマやプラグインについて」

ワードプレスサイトの運用なら特化型のwpX Speedがおすすめ

・初期費用無料
・1時間2円・月額1,200円(税抜)~
・リソース使用量に応じて自動的に上位プランに移行し、
サイトのダウンを防ぐ「オートスケール設定」機能
・「ダッシュボードへの不正ログイン防止」機能

ご契約期間 | 初期費用 | ご利用料金 | 合計 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 5,000円 +消費税400円 | (1,200円 +消費税96円)×3ヶ月 | 8,600円 (税込9,288円) |
6ヶ月 | 5,000円 +消費税400円 | (1,100円 +消費税88円)×6ヶ月 | 11,600円 (税込12,528円) |
12ヶ月 | 5,000円 +消費税400円 | (1,000円 +消費税80円)×12ヶ月 | 17,000円 (税込18,360円) |

コストパフォーマンスに優れたレンタルサーバー
価格が安いレンタルサーバーなら他にたくさんあるのですが、コストパフォーマンスを考えると、ワードプレスサイトの運営に最もおすすめできるのがwpX Speedです。
料金も年間2万円を切る程度ですし、ドメイン取得費用と併せても2万円を少し超える程度でしょう。
ウェブサイトの自作はさほど難しくない
これだけの金額でワードプレスを利用したサイト運営ができるので、店舗の紹介や簡単なブログ作成なら、ホームページ作成会社に依頼するより、レンタルサーバーを利用して自作してしまった方が安上がりになると思います。
アクセスを集めるという点で、ウェブサイトの運営は非常に難しいものとなりますが、特別な技術やスキルなどがなくても、今ではホームページを作ることは可能です。
wpX Speed
独自ドメインの取得ならお名前.comがおすすめ
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レンタルサーバーの比較検討なら
wpX Speed以外にも、エックスサーバーやロリポップについて紹介しています。レンタルサーバーの比較検討をしたい方はこちらもご覧ください。
この記事をご覧の方には「【レンタルサーバー比較】wpX Speed・エックスサーバー・ロリポップ」も参考になります。

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