ネットショップを作成できるサービスなどはASP(アプリケーションサービスプロバイダ)と呼びますが、これらのASPにも相性があるため、どんなネットショップでも作れるというわけでは決してありません。
BASEを利用してネットショップを作成するのが1番相性がいい事業者は以下の特徴がある事業者になります。
このページではBASEの導入と相性のいい事業者の特徴について紹介していきます。
この記事をご覧の方には「【ネットショップ比較】カラーミーショップ・メイクショップ・BASE」も参考になります。
取り扱っている商品の粗利が比較的高い
BASEを利用したネットショップでは、決済方法はクレジットカードのみとなります。その他全ての利用料を基本無料としているBASEですが、クレジットカード決済では利用料がかかります。
その利用料は商品金額の3.4%+40円です。
BASEではクレジットカード決済が必須
それ以外の料金は基本的にかかりませんが、カラーミーショップのようにクレジットカード決済を外すことはできません。
そのため、商品の粗利率が少なくとも5%以上なければ、そもそもネットショップをオープンする意味がなくなります。
できれば10%以上、まともに利益を上げていくのであれば20%以上の粗利率が必要になります。
粗利は30%以上あるのが望ましい
独立開業をする際の粗利率決定の基本として30%~40%以上の粗利率が取れる商材を取り扱うというものがありますが、この基本をしっかり実践していれば、20%以上の粗利率のある商品は取り扱えるはずです。
ネットショップでは販売の際に梱包材などの販売管理費がかかります。これが意外と粗利を圧迫するので、少なくとも10%以上、基本的には20%以上の粗利率が必要になります。
粗利率が低い商品を扱っている場合はカラーミーショップがベター
どうしてもこれ以下の粗利率になってしまうという場合は、クレジットカード決済を外すこともできるカラーミーショップでのネットショップ作成がベターです。
銀行の入金確認などで時間を取られたくない企業
ネットショップの運営にかかる時間で意外と多くの時間を使うのが、銀行の入金など支払いの確認作業です。
今ではインターネットで銀行の入出金明細を確認することができますが、生活ができるぐらいの粗利を稼ごうとした場合、ある程度の販売数が必要になります。
週に数回程度の販売では気にならない入金確認も、毎日数件発生するようになるとかなり確認に手間がかかるようになります。
意外と大変な入金確認作業
また、注文当日に入金されるとは限りませんし、同じ名字であったり、他銀行からの振込でカタカナ名義になっていたり、注文者(発送先)と支払い者が違う場合など、入金確認はやってみると意外と手間のかかる作業であることが分かります。
週に数点の販売程度なら気にならないレベルですが、毎日数点~数十点となってくると、間違い(見逃し)なども起きやすくなりますし、担当者への不可がかなりかかってくるようになります。
クレジットカード決済なら入金確認の手間を減らせる
逆にカード決済のみとなっているBASEでの販売なら、商品と決済を簡単に紐づけることができるので、入金確認の手間は必要なくなります。その場合は、商品の発送などだけに気を配ればいいので、運営にかける労力をかなり節約することができます。
ネットショップの月額利用料を払いたくない
ネットショップを作る場合、月額で費用がかかる(もしくは初回手数料がかかる)のが当たり前でしたが、その常識を変えたのがBASEのネットショップ作成サービスです。
今ではネットショップを作るのは割と簡単にできるようになりました。
ネットショップの運営で難しいのは「商品をどうやって売るか」
ネットショップの運営で難しいのは「商品をどうやって売るか」この1点に尽きると言っても過言ではありません。それだけ商品を販売するのは難しいのです。
また、やってみて初めて気づく場合も多いのですが、ネットショップではそのショップの信頼が1番大事です。
リアルで店舗を運営している場合、ネットショップの信頼は最初から一定のレベル以上あることになります。
実店舗の運営は信頼を得やすい
これは私が実際に経験したことなのですが、リアルで店舗の運営もしている企業のネットショップは、極端に言えば「デザインがどれだけダサくても売れ」ます。
それほどリアルの店舗を運営している安心感は強く、逆にリアルで店舗を運営していないネットショップは「どれだけ綺麗なサイトを作っていても売れない場合があります」
ネットショップ作成当初は売れないのに月額費用がかかる期間
それぐらい、ネットショップのみの運営に対するお客様の評価は厳しいものなので、ネットショップを作ってから売れるようになるまでにはタイムラグがあります
月額料金が発生するカラーミーショップ・【MakeShop】の両サービスでは、商品が売れない間にもどんどん料金が発生していきます。
経費が比較的安いとはいえ、売れるまでの期間によっては無視できない額になります。
まとめ
以上の理由からBASEでのネットショップ作成と相性がいい事業者は下記の3点にまとめられます。
- 取り扱っている商品の粗利が比較的高い企業(20%以上)
- 銀行の入金確認などで時間を取られたくない企業
- ネットショップの月額利用料を払いたくない企業
月額費用や申し込み方法が気になる方は
月額費用や申し込み方法についても説明しているページがあるので、そちらも参照いただけると導入までがスムーズにいきます。
関連記事「【BASE】ネットショップについて」
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料金発生箇所(基本) | BASEかんたん決済サービス クレジット・コンビニ・銀行振り込み | BASEかんたん決済サービス 後払い決済 |
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商品販売時(毎回) | 売上金額の「3.6%」+40円 | 売上金額の「6%」 |
料金発生箇所(オプション) | 料金 |
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BASEロゴ非表示Apps (月額) | 500 円 |
HTML編集Apps (月額) | 900 円 |
BASEデザインマーケット (購入時のみ) | 5,000 円~8,000 円 |
↑の表は簡易版です。料金について詳しくは詳細ページをご覧ください。
BASEで作成したネットショップには、基本的にBASEのロゴが表示されるようになっていますが、これを非表示にするサービスが月額500円となっています。テスト利用時には必要ないサービスですが、本格的にBASEでネットショップを運用していくなら利用しておきたいサービスとなってくると思います。
ネットショップ作成のASPは他にもありますが、BASE は最も安くお手軽にネットショップを作るのにおすすめとなるネットショップ作成サービスです。
最も安くお手軽にネットショップを作りたい方にはBASE が最もおすすめできるネットショップ作成ASPです。ネットショップ作成サービスの比較なら
ネットショップ作成ASPは他にもカラーミーショップやメイクショップがあります。ネットショップ作成サービスの比較検討をしたい方はこちらもご覧ください。